こんにちは!トレジャーワークスの村上です。
本日から12月ですね。早いものでもう2023年も残り1ヶ月になりました。今年の目標は達成できましたか?私はお正月に引いたおみくじの内容がとても反映された1年になった気がします。もともと占いとかが好きで結構生きていく上でのヒントとして活用しているのですが、自分で意識を変えたり成長できたりするので向いているんだなと思います。何はともあれここまで健康に過ごせてよかったです。
【今週の競馬】
今週は3日の日曜日に中京競馬場でGⅠチャンピオンズカップが開催されます。中央競馬では2つしかないダートのGⅠで、もう一つのフェブラリーステークスよりも1ハロン延びた1,800mという距離で行われます。今年はメンバーもかなり揃っていて、面白くなりそうだと個人的に思っています。人気が予想される実績馬としてまずあげられるのがレモンポップです。国内での実績は12戦して9勝2着3回とパーフェクト連帯を誇っており、抜群の安定感があります。今年はフェブラリーステークスで初のGⅠタイトルを手にすると盛岡で行われたマイルチャンピオンシップ南部杯では、2着馬に2秒差をつけての圧勝。改めてその強さを実証しました。しかしこれまでにマイルまでの距離しか経験したことが無く、今回が初めての1,800mです。距離克服が好走の鍵と言えるでしょう。次に新馬戦から破竹の5連勝、ここまで無敗で駒を進めてきた3歳馬セラフィックコールです。ダートで常に安定して勝ち切るというのは非常に難しく、先に述べたレモンポップでさえも2勝クラスで2度敗れています。そういった中5連勝で前走はGⅢみやこステークスを制したこの馬は非凡な素質を秘めていると言えます。この馬の武器は5戦連続上がり最速をマークしているように、抜群の末脚です。後方にいたと思ったら直線では1頭他馬とは異なった脚で突き抜けてきます。唯一の弱点は5戦連続でゲートを出遅れており、メンバーレベルが格段にあがる今回はそれが致命的なロスになってしまう可能性もあるので、本命にはしづらいかなと個人的に思っています。
中京競馬場のダート1,800mは国内屈指のタフなコースと言われており、スタートしてすぐの上り坂、2コーナーから向こう正面にかけてもう一度上り坂があり、4コーナーまでは緩やかに下り、そのあと直線でもう一度坂を上るといったコントラストがそう言わしめているのだと思います。言わば一息入れる箇所が極端に少ないのです。このコースの特徴によりダートにしては珍しくスタミナを求められるのだと思います。
そのような条件の中で私が今回注目している一頭が「クラウンプライド」です。キャリア12戦の4歳牡馬で、昨年の当レースでクビ差の2着と好走しました。近走は惜しいレースが続いていたのですが、前走韓国で開催されたコリアアップでは圧勝を飾りました。また、中央だけでなく船橋、盛岡、大井など地方競馬場でも好走しており、どんな条件でも自分の能力を出せるという適応力は本当に素晴らしいと思います。実際に近2走も好走しているように先行力もあるため鞍上の川田騎手とも相性が良いようです。このレースはキングマンボ系を持つ馬が力を出せる傾向にあるようですが、クラウンプライドも母父がキングカメハメハでチャンピオンズカップ向きの血統をしています。これからのダート界を引っ張っていく一頭になって欲しいですね(^^)
※数値データはJRA-VAN様より引用させて頂いております