こんにちは!トレジャーワークスの村上です。
侍JAPANの世界一に興奮冷めやらぬといった方は多いのではないでしょうか。準決勝のメキシコ戦はもう3回くらい観てしまうほど面白い試合だったと思っているのですが、決勝はそれ以上にドラマチックな展開になるとは、本当にスポーツやプロアスリートの方々の力というものは凄いなと改めて思いました。バッティングセンターが盛り上がっていたり、侍JAPANの選手と同じ苗字の人は商品が割引になったりと、この盛り上がりが少しでも長く続けばいいなと思います。
さて、実は競馬ファンは今週末も世界との戦いを楽しみにしております。というのもアラブ首長国連邦のドバイ、メイダン競馬場で日本馬が出走するGⅠレースが4つ開催されます。芝・ダート共に日本を代表する実力馬が多数出走し、日本でも馬券が発売されるということで、土曜の夜は夜更かし必至となりそうです(笑)
また、国内では春のGⅠが始まります。中京競馬場で行われる芝1,200mの電撃6ハロン短距離戦。快速自慢の集うレースで今年も実績馬が混戦ムードを演出しています。昨年の覇者「ナランフレグ」や長期休養明けとなるスプリンターズステークス覇者「ピクシーナイト」、目下4連勝で初GⅠに挑む「アグリ」、過去11走全てで掲示板以内の快速少女「ナムラクレア」、重賞6勝のスピードアイドル「メイケイエール」など豪華なメンツが揃いました。前述した通り今週末はドバイで競馬が行われ、そちらのレースに騎乗する為に日本のトップジョッキーが何名か渡航している為、乗り替わりも多く一波乱あってもおかしくないと思っております。そもそも波乱の多い短距離レースで注視したいのが馬のコンディションです。馬体重のある馬が実績を残しているこのレースですが今回人気馬の中でも本番480kgを切ってくるような子も何頭かいると思います。問題は前走馬体重~調教後馬体重~本番当日の馬体重の変動です。ここに注視することでその馬がどれくらい仕上がっているか把握する為の1つの指標になると思われます。とはいっても当日のレース前にならなければ当日の馬体重は分からない為、現段階である程度想定することも大切になってきます。
その中で今回私が注目する1頭は「ウインマーベル」です。前走はトップハンデで7着と敗れはしたものの、初の二桁馬体重増で成長していたことも考えると叩きにレースを使えたことはとても良かったと思います。前走480kgで調教後の馬体重も480kgと発表されており、輸送減りも考慮すると完璧な仕上げなのではないでしょうか。またこの馬の父はアイルハヴアナザーなので米国系のパワー型であることが今回とても活きてくると思っています。というのも土曜日曜と雨予報の為、本番の馬場が渋ることが想定されるためです。また、陣営の取材からも熱意が伝わります。枠は大外18番にはなりましたが近年全く好走していないというわけでは無いので悲観する必要もないのかなと思います。GⅠ連対実績もある馬でまだ4歳と若いので、今回の高松宮記念で良いレースをして、これからの短距離界を引っ張っていってくれる存在になってくれることを期待しています(^^)
※各種データ等はJRA-VAN様より引用させて頂いております