こんにちは!トレジャーワークスの村上です。
連日WBCで侍ジャパンが日本を盛り上げてくれていますね!私自身あまり野球に詳しくはないのですが、侍ジャパンの選手の凄さというのはテレビ越しでも伝わってきます。今回の大会はスポーツが人に与える勇気や感動がとても大きいなと思っています。応援するファンの歓声やヌートバー選手のペッパーミルパフォーマンスの人気などを見ても分かるように、勝ち負けだけでなく人を惹きつける魅力があるのだと再認識しました。個人的には打撃よりも日本の凄い投手たちが世界の代表選手を完封する場面が好きなので残りの試合も楽しみにしたいです。その場で行われる競技としての側面だけではなく、選手のバックボーンや特徴などを知ることでもっと楽しめると思うので、今大会が終わっても野球を見るときはそういった点に着目していきたいと思います。
さて、盛り上がると言えば私の中では勿論競馬もです!(笑)今週は重賞が4つ開催されますが今回はその中から土曜日に中京競馬場で開催されるGⅢファルコンステークスについて取り上げたいと思います。当レースは3歳馬によって繰り広げられる芝の1,400m戦で、主に短距離~マイル路線を進む馬が集結します。このレースではスプリンターよりもマイラーの好走が目立つとされているので、前走から距離短縮あるいは同距離の馬を狙ってみたいですね。また血統的な面ではダート適正のある馬の好走が目立つとされていますが、ここはもしかすると米国血統の仕上がりの早さが影響しているのではないかと考えられます。実際に直近4年の勝ち馬を見てもファルコンステークスの時に成長のピークを迎えているためか、その後は1勝も出来ていないといった結果になっています。そういった意味でもまだ余裕があったり、晩成タイプの血統よりも3歳のこの時期にほぼ100%に近い仕上がりを見せる馬を見極めることが大切だと考えられます。
そのような中で今回私が注目する1頭は「ペースセッティング」です。近走は惜しいレースが続いているのですが過去5走全てで掲示板内と堅実な脚をもっており、前走のシンザン記念でも0.1秒差の2着に好走しました。唯一連対を外したのは京王杯2歳ステークスですが、この時は前残りのレースだったのに対して差しの競馬で0.2秒差の4着と決して悲観する必要のない内容だったと思います。父と母父がダンチヒ系のゴリゴリ欧州血統で、母母父も米国型ストームバード系のヨハネスブルグということもあり、ノーザンダンサー祭りのような血統表になっております。その血統背景からも仕上がりの早さや脚質の幅広さなどは際立っており、まさに今回のファルコンステークス向きの1頭だと思います。懸念としてはこの馬の鞍上が定まっていないという点で、過去5走で4人乗り変わっています。今回もテン乗りの岩田康誠騎手なので楽しみな点もあるのですが継続騎乗大好きマンの私としては少しだけ心配です。断トツの1番人気になってしまうと旨みが無いのですが今回カルロヴェローチェが推定1番人気になっていますので、2番人気としてのオッズ次第では単勝、もし単勝オッズが4倍未満の場合はペースセッティング頭固定でバグラダス、カルロヴェローチェ、スーパーアグリ、スプレモフレイバーあたりに馬単や3連単などの単系で流せたらと思います。
今週は他にも皐月賞トライアルのスプリングステークスや天皇賞・春ステップレースの阪神大賞典など楽しみなGⅡも開催されます。春の競馬を一緒に楽しみましょう(^^)
※各種データ等はJRA-VAN様より引用させて頂いております