こんにちは!トレジャーワークスの村上です。
いよいよ3月も終わり新年度が始まりますね。2023年ももう4分の1が終わったと思うと時が過ぎていくスピードは本当に早いと実感しますし、年々早くなっている気もします(笑)。私は春の夜の匂いがとても好きで、焦燥感と期待感が入り混じったなんとも言えない気持ちになります。実際には何の匂いなんでしょうね。お花かな?
昨年より明らかに日常が戻ってきた感じがあるのも嬉しいです。学生や小さい子どもたちがその時にしか味わえないイベントや経験を一つでも多く楽しめると良いなと思います。新社会人の方々は最初、学生気分と社会人としての意識の間で少し気持ちが揺れ動く時もあると思いますが、自分にしかできないことはこの世の中に溢れていますので、代わりのいない自分を大切にしてあげて欲しいと思います。私は最初に入社した会社の歓迎会で一人ひとりにお酌をして挨拶するという行為が嫌で嫌で嫌すぎて思わず泣きそうになりました(笑)。他の人がなんとも思っていなくても自分にとって大きくとらえてしまうことも多々あると思います。自分と家族、友だちを大切にしていれば大丈夫ですので。幸せに過ごしてくださいね。
さて!!!新年度への思いが少し長くなりましたが今週もGⅠが開催されます!阪神競馬場芝2,000で行われる大阪杯は前年に中長距離で実績を残した馬が集う春のレースです。高速馬場+王道の根幹距離ということもあって血統背景をみるとクラシック向きの主流血統が活躍しやすいと言えます。代表としてあげられるのはディープインパクト産駒、ドゥラメンテ産駒などで昨年も1着ポタジェ(ディープインパクト産駒)、2着レイパパレ(ディープインパクト産駒)、3着アリーヴォ(ドゥラメンテ産駒)と上位を独占しました。血統だけですと今回も該当する子が沢山いるので、ここから更にどういった要素が好走に繋がるのか考えていきたいと思います。
出走馬の多くが実績もあり、速い上がりを使えるということはそれだけ位置取りが大切になってきます。大阪杯の過去のデータを見ると逃げ若しくは先行した馬が好成績を残していることが分かる為、前目につけられて安定した脚を使えるといった要素は大事です。また、先週の高松宮記念で改めて実感したのが、予想は持ちタイムなど過去のデータだけでなく展開や内容をイメージする事が大切だということです。数字では見えてこない自分の中の感覚やイメージは大切にした方が良いですし、その感覚は人によって違うのも面白いです。そういった側面からも考えた結果、今回の私の注目馬はノースザワールドになりました。前走3勝クラスを突破した子で人気は全く無いと思うのですが、いつ勝ってもおかしくないような堅実な走りを続け、まだ底を見せていないタイプのディープインパクト産駒と言えます。また前にいける脚質も魅力的で展開次第では単騎での逃げも可能かと思われます。多くの出走馬が古馬重賞経験がある中、ノースザワールドは3歳の時に3歳限定の重賞に3つ出ただけで、成長した今重賞でどれだけのポテンシャルを発揮できるかは未知です。今回は彼が持つ可能性の部分に賭けてみようと思いました。
阪神競馬場の桜も見ごろを迎え、毎年のように桜花賞まで持ってくれるか心配されていますが、今年も緑のターフと青い空、ピンクの桜を背景に躍動する駿馬を目に焼き付けたいと思います。
※各種データ等はJRA-VAN様より引用させて頂いております