菊花賞 2023

こんにちは!トレジャーワークスの村上です。

先日週刊少年サンデーで連載中の「葬送のフリーレン」という作品がアニメ化されました。初回を金曜ロードショーで放送するという今までに無い手法や、OPテーマを今大人気のYOASOBIが歌うなど、かなり力が入っていることが分かる作品で楽しみにしていました。元々2021年のマンガ賞大賞を受賞している作品で、気になってはいたのですがマンガはアニメが始まるまで読んだことが無く、アニメから入る形になりました。そして見事にハマってしまいました。世界観のよくわかる描写や魅力のあるキャラ、寿命が何千年もあるフリーレンの見ている世界のような、ゆったりとした時間の流れを感じされてくれるストーリーなど、のんびりと読める作品です。アニメの方もその世界観を大切にするように薄めの色使いや線の細いタッチなどでビジュアルがとても綺麗です。とてもいい作品なので是非観てみてください。

 

【今週の競馬】

今週は22日日曜日に京都競馬場でクラシック最終戦「菊花賞」が開催されます。改修後初めての菊花賞となりますが、先週の秋華賞同様ここも目が離せない最高のレースになりそうです。舞台となる京都競馬場芝3,000mは多くのステイヤーが愛した伝統のコースで、まさにここを勝つという事は世代最強を名乗るにふさわしいことなのだと思います。3コーナーの手前からスタートし、外回りコースを1周半するという形態でスタートから3コーナーまでの距離は約200m。ここで馬が一番良く走れるポジションを取りつつ精神面では折り合いをつけていくという事が大切で、騎手の腕の見せ所と言えます。同じく2周目の3コーナーでは下り坂を利用してスピードを上げつつ、直線で最高速に達するというコーナーワークが求められるため、この菊花賞のカギは2回の3コーナーにあると言えます。掘り下げて考えると、逃げ馬・先行馬の場合は3コーナー時点で抜け出しスタミナ勝負に持ち込む、差し馬・追込馬の場合は外を回しスピード勝負に持ち込む、これが理想の展開なのではないでしょうか。その為出走馬全頭の脚質と枠順、陣営の思惑や鞍上の技術などから、どの馬が一番ベストなパフォーマンスを発揮できるかを考えていきたいと思います。

その中で私が最も期待している一頭が「ノッキングポイント」です。父モーリスで母父はキングカメハメハという血統で、欧州型でありつつ瞬発力を兼ね備えたタイプです。前走の新潟記念では古馬を含めたタフなレースでありながらも、馬群の中から抜け出て勝利するという強い競馬をしました。心身ともに成長が伺え充実一途といった感じですかね。モーリス産駒に長距離のイメージはあまりないのですが、ロベルト系のこの血統はかなり根性のあるタイプで、昨年の菊花賞をタイム差無しの2着に好走したスクリーンヒーロー産駒ボルドグフーシュや、牝馬でありながら春の天皇賞を5着に好走したウインマリリンなどがいますので、ノッキングポイントも長距離をこなしてくれるタフな馬であってくれると嬉しいなと思います。

また、パトロールビデオを見るとダービーも新潟記念もノッキングポイントは入線後まだ伸びていてスタミナにも余裕はあったと考えられます。京都3000mでも彼らしい走りが出来るといいなと思います。

※数値データはJRA-VAN様より引用させて頂いております

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