エプソムカップ 2023

こんにちは!トレジャーワークスの村上です。

昨今AIの話題を色々な所で見ますよね。実際に体験された方もいらっしゃると思いますが今まで考えるのに時間を要していた文章やデザインのアイデアなどを、希望の条件を入れることで一瞬のうちに生成してくれるなど、本当に凄い技術だと思います。大学の論文を書く時やビジネスメールのやりとりなんかにも使われているようで、様々なことが効率的になっていきますね。しかしAIを活用するうえで気を付けなければいけないことは、人間はあくまでもAIを使う立場でいなければならないという事だと思います。例えばAIが生成してくれた情報をそのまま流用するのではなく、そこから自分なりに考えを生む必要があるということです。そうしなければ我々はAIに使われているのと同義になってしまいます。これはAIに限らず数字などに対しても同じことが言われてきました。例えば「利用者の約8割が満足!」という謳い文句を目にした時に、8割もの人が高評価しているのならすごいとすぐに判断してはいけないということです。これは極端な言い方をしてみれば女性用の化粧品に対して50代の男性にアンケートを取っていたら意味がないということです。大切なのは数字が何を意味しているかをしっかりと把握することです。8割の満足度が、どのような条件で、どのような人達に対しての結果なのかを、アンケート総数の分母やアンケート内容まで把握した上で受け止める必要があります。これからの生活にAIが浸透していく前に、物事の本質を理解する力を鍛えることは大切になっていくのではないでしょうか。

競馬でもAIによる予想が出てきていますが、自分で考えるのが楽しいので今回も重賞の予想をしていきたいと思います(^^)

GⅠ連戦も終わり残すは25日の宝塚記念のみとなりました。今週は東京競馬場でGⅢエプソムカップが行われます。芝1,800mという距離はマイルと中距離の中間で、直線で長い脚を使えることがカギになってきます。その為、一瞬のキレというよりもゴール版を過ぎる時にトップスピードになっているような脚質の馬を選んでいきたいと思います。昨年はノースブリッジが制したこのレースですがノースブリッジはその後、中山芝2,200mのAJCCも制していることからも、持続力のある脚の重要性が確認できます。今回のメンバーで持続力のある脚を使えそうな馬を5頭に絞りました。それが「インダストリア、エアロロノア、ガロアクリーク、ヤマニンサンパ、レインフロムヘヴン」の5頭です。その中でも、今回の条件に最も合っていそうな1頭が「インダストリア」です。3歳時にはNHKマイルCにも出走し5着に来ているような実力馬で、前走ダービー卿CTを制し初の重賞勝利を飾りました。中山マイルでは3戦3勝の安定感を誇る当馬ですが、府中が向いていないということではないと思います。不安点としては今週末もまた天気が怪しいので、良馬場しか走ったことのないインダストリアが、重い馬場をこなせるかといった点が挙げられますが、リオンディーズ産駒は非常に自在性に富んでいる為、このメンバーであれば勝ち負けを期待したいです。

今週から函館開催も始まりいよいよ夏競馬のシーズンがやってきます。GⅠも勿論盛り上がりますが、個人的に夏競馬のローカルな雰囲気が大好きで今年も沢山楽しみたいと思います。機会があったら北海道旅行として、札幌競馬場か函館競馬場に行ってみたいですね!沢山の牧場もあるので、とても楽しめそうです(^^)

※各種データ等はJRA-VAN様より引用させて頂いております

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