ARIA

こんにちは!トレジャーワークスの村上です。
最初の自己紹介でも書かせて頂いたのですが、私はアニメや漫画が好きで沢山の作品を中学生の時から今に至るまで読んで、観てきました。その中でも特に人生に影響を与えた作品がいくつかあります。その一つが「ARIA」です。天野こずえ先生によって2001年から2008年にかけて、1話完結形式で月刊コミックブレイドに連載されていた作品です。以下ウィキペディアよりあらすじの引用になります。

「物語の舞台となるのは、テラフォーミングされ水の惑星となった未来の火星、アクア。そのアクアの観光都市ネオ・ヴェネツィアで、一人前の観光水先案内人を目指す少女、水無灯里(みずなしあかり)とその周囲の人々の四季折々の日常を描いた作品。ネオ・ヴェネツィアは地球のヴェネツィアから建築物や風習を移転したという設定になっており、異星を舞台にしながらも実在の観光資源が作中に登場している。」
「水の惑星アクアを舞台に綴られた空と海と風と癒しの物語」「未来系ヒーリングコミック」と紹介されており、ファンの多くは「究極のヒーリング漫画」と認識しています。

私がこの作品を何度も読み返し、人にオススメする理由はこういった癒しの描写がエモーショナルな気持ちにさせたり、ノスタルジーを感じさせるということともう一つ、人生を楽しく生きるヒントや名言が各話に散りばめられている点になります。一番大好きなエピソードで、主人公の灯里が同期であり親友の子たちとの楽しい時間がいつかは終わりがくるのであって、ずっとは続かないことに切なさを感じるシーンがあります。ここで、主人公たちの先輩のアリシアとアテナが

「楽しいことはずっとは続かなくて、昔は良かった、あの頃は楽しかったと思ってしまいがち。」
「でも、昔の楽しかったことに囚われて、今の楽しさが見えなくなっちゃ勿体ないものね。」
「きっと本当に楽しいことって比べるものじゃないよね。」
「でもワンポイントアドバイス、今楽しいと思えることは、今が一番楽しめるのよ。だからこの時間を大切にね。」

と会話するのですが、この言葉は本当に胸に刺さりました。大学生の時にこの作品に出会ったのですがそれ以来、ずっとこの言葉を大切にして、過去への羨望や未来への不安よりも、今を全力で楽しむことを意識して生きています。ARIAにはこういったずっと大切にしていける言葉や考え方が沢山詰まっていて、「人生の教科書」とも言えるこの作品に出会えたことが、本当に幸せだと思っています。誰でも優しい気持ちになれる素敵な作品なので、是非読んでみてください。またアニメ化もされている為、のんびり作業用BGMのように観るのもオススメです(^^)

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