こんにちは!トレジャーワークスの村上です。
先日、テレビで日本独自の食材や料理を海外に持っていって試食してもらったらどのような反応をするか。といった検証をしていました。こんにゃくを食べてマッシュルームの味がすると言っている人がいたり、サバ缶を夫婦で取り合うように食べていたりと日本と外国の味覚は全然違うのだなと思いました。もしかすると日本ではあまり流行っていない食べ物が外国に持っていくと大ヒットするなんていうこともあるのかなと思いました。反対に外国で流行っているものが日本にやってきて、人気になるということも多々あります。最近では韓国のファッションや音楽、食べ物なんかは特に若者に人気ですね。アメリカで流行ったものも少しずつ日本風になって一部でそれをビジネスにしている人なんかもいます。流行りのものが全て自分にとって利益がある、楽しめるとは限りませんがアンテナは高くして色々なことに興味を持っていきたいですね。
【今週の競馬】
今週はGⅠの無い週ですが、2歳重賞・府中長距離重賞・ダート重賞とバラエティに富んだラインナップが組まれています。その中で今回は日曜日に東京競馬場で開催される芝2,500mの長距離戦、GⅡ「アルゼンチン共和国杯」を展望していきたいと思います。舞台となる東京2,500mはかなり特殊な距離で、当レースを含め1年に3回程しか施行されません。東京2,400mとの大きな違いは一つ、スタート地点が100m手前になることで坂の途中からの発走になる点です。過去10年で逃げ馬が1回も馬券に絡んでいないのはこの最初の坂で脚を使ってしまうと、一周してきた時の同じ坂で使う脚を残せないからではないかと思います。つまり発走直後はなるべくリラックスして折り合いと位置取り重視にするのが最善と言えます。たった1ハロンですが、この距離延長が好走に必要なスタミナを要求してきます。そして、東京競馬場で最も大切なのは直線でのスピードです。近走東京競馬場で好走した実績のある馬が毎年このレースでもポテンシャルを発揮しています。これらから、長い直線を活かせるスピードと坂をこなすスタミナを兼ね備えた子を見つけていきたいですね。
上記の内容を踏まえまして今回の出走馬の中で私が注目している一頭が、「ハーツイストワール」です。昨年の同レースでは勝ち馬ブレークアップとタイム差0.2秒の2着と好走しましたが脚部不安で今回は約1年ぶりのレースとなります。府中巧者で過去11回東京を走っているのですが、1着3回2着6回と抜群の安定感で、大きく崩れたのは昨年のGⅠジャパンカップの11着のみです。また今回騎乗する田辺騎手が鞍上を務めたときは7走7連隊で破格の連帯率100%を記録しています。7歳馬で脚部不安の休み明けという要素が不安材料として人気を落としていますが、過去に半年以上の休み明けでも勝っていますし、脚に異常さえ無ければここで好走してもおかしくありません。ただ、馬場は良馬場の方が良いタイプだと思いますので、週末の荒天で馬場が悪化した際は慎重に見極めていきたいです。人気上位馬も実力拮抗といった感じになっていますので、オッズを見て相手も決めていきたいと思いますが、今のところ他に気になっているのは「チャックネイト」、「ゼッフィーロ」、「ディアスティマ」、「レッドバリエンテ」などです。この辺の馬とハーツイストワール軸で馬券を考えていきたいと思います。休み明け、無事に元気に走って欲しいですね。
※数値データはJRA-VAN様より引用させて頂いております