エリザベス女王杯 2023

こんにちは!トレジャーワークスの村上です。

先日私が住んでいる静岡県の清水区で11月の観測史上最高気温28.2℃を記録しました。11月に味わう28℃はかなり身体にきますね(笑)。来年以降もこのような気候が続くと思うと本当にげんなりしてしまいます。幸いなことに朝は涼しいけれど昼間暑くなるといった一日のなかでのメリハリはそこまで感じないので、服装などでしっかりケアしていきたいと思います。週末に雨が降り、それが終わると冬の気温になると言われていますのでそろそろしっかり涼しくなってくれと思います。私自身、今週少し体調を崩してしまって病院に行ったのですが、のどを乾燥させないことが大切と先生も仰っていたので、水分補給をしっかりして、今年の残りも健康に過ごしたいと思います。皆さんもお身体を一番大切にお過ごしください。

【今週の競馬】

今週は京都競馬場でGⅠエリザベス女王杯が開催されます。昨年の優勝馬ジェラルディーナの参戦が決まっていますが、ジェラルディーナ以外のメンバーは全てGⅠ未勝利馬と、かなり混戦ムードが漂っています。更には想定オッズの1番人気と2番人気が両方とも3歳馬と力関係の見極めがとても困難になりそうです。記憶に新しい一昨年の同レースでは1着が10番人気アカイイト、2着7番人気ステラリア、3着9番人気クラヴェルと大波乱の決着となり、3連単は約340万円の払い戻しになりました。今年も新女王の誕生があるのではないでしょうか。波乱の立役者となりうるのが当レースの舞台となる芝2,200mという距離設定です。過去3年は阪神競馬場で開催されましたが今年から再び京都競馬場に戻ります。京都2,200mの特徴としてスタート地点から1コーナーまでの距離が長いことがあげられます。その為枠順の有利不利は特に無く、向こう正面半ばまで平坦なコースが続くので各馬位置取りがしやすいのだと考えられます。3コーナーから4コーナーにかけて高低差約4mの坂が待ち受けている為、ここを余力十分に駆け上がりながら下り坂で加速し、直線でトップスピードになるというタイプの脚を使える必要があります。前方で競馬をするタイプの馬はよりスタミナが求められ、後方で競馬をするタイプの馬には早い上がりを出すスピードが必要になってくるのではないでしょうか。

また、血統的な背景を考えたとき、昨年もこのレースを展望した際に書いたのですが父はヘイロー系が狙い目です。昨年のブログでは過去5年馬券内15頭の内13頭が父ヘイロー系だったと書いたのですが、昨年も1着から3着まで全て父ヘイロー系でした。そう考えると今年の推定1番人気ブレイディヴェーグは父ミスプロ系なので割り引けるかもしれませんね。

そういった中で今回私の注目馬は「アートハウス」です。昨年はGⅡローズステークスを勝利し、オークスと秋華賞でも好走しました。今年初めの愛知杯で重賞2勝目をあげましたがその後骨折してしまい3月から休養していました。今回が復帰初戦となりますが、追い切りなどを見ても状態は良く、元々成長したらより良い馬になると思っていたのでここでもいい勝負ができるのではないかと思います。先行力と安定感がある馬なので、今回のスローペース想定では、かなり展開が向くと思います。また、前走の中山牝馬ステークスでも後に宝塚記念で2着、凱旋門賞4着するスルーセブンシーズに斤量差3kgながらも0.5秒瑳4着と好走しているので能力の本質はここでもやれると思います。

全馬無事に頑張って欲しいですね。

※数値データはJRA-VAN様より引用させて頂いております

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