ジャパンカップ 2022

こんにちは!トレジャーワークスの村上です。

マイルチャンピオンシップ、セリフォス強かったですねー!マイルのみを徹底して走ってきた意地と誇りを見せつけられた気がしました。まだ3歳で若いので新マイル王としてこれからも活躍を期待したいです。

さて、今週はジャパンカップが開催されます。日本馬と外国馬がぶつかり合う祭典で、近年はコロナの影響で外国馬の参入がかなり減ってしまっていたのですがまた段々と国際色を強め始めています。テレビCMもご覧になられたでしょうか。ジャパンカップという感じがしてめちゃくちゃカッコイイですよね(^^)

東京競馬場の芝2,400でおこなわれる本レースは近年紛れが少なく、本当に強い馬が勝つ傾向にあります。記憶に新しい昨年のコントレイルのラストラン、一昨年は1着アーモンドアイ、2着コントレイル、3着デアリングタクトと伝説のレースとして歴史に刻まれました。東京というコース形態の広さと直線の長さから如何に自分の得意な走りを最初から最後まで出来るかがカギになってきます。東京コースに対する適正と、距離適性、状態の良さ、鞍上との意思疎通、全てを必要とすると考えて良いでしょう。水曜日の最終追い切りのチェックは勿論、陣営のコメントやローテーション、枠順等情報で分かることはしっかりと調べたいと考えていました。

そこから考えられる今回の注目馬は1枠1番に入った外国馬「シムカミル」です。前走はロンシャン競馬場で行われた芝2,400のニエル賞を制し、馬場が違うと言えどあのドウデュースに土をつけました。ニエル賞の勝ち馬にはキズナやマカヒキなど東京芝2,400好走実績のある日本馬もおり、これは後押しになると思います。東京競馬場のダートコースで行われた追い切りも確認しましたが、日本でも好走が出来そうな走法で、出走馬の全ての追い切りの中で最もパワーと迫力を感じました。なにより前にいける脚質の為1枠1番は非常に魅力的です。ユニコーンライオンが大きく逃げることが予想されるので、そのユニコーンライオンと先行馬群の間くらいの位置で、1頭楽に番手追走をしてくれると一番いいかなと思います。ここ10年で外国馬が馬券内に入ったことは無く、血統面も未知の部分が多いですが、凱旋門賞に出さずにジャパンカップに向けて調整してきた陣営の思いと、シムカミル自身の強さを信じて、応援したいなと思いました。

ジャパンカップは12Rに行われるため、終わった後は比較的暗くなっています。このレースが終わるといよいよ冬が始まるなぁと毎年思うのですが、同時に春夏秋冬、雨の日も風の日も走ってくれる馬に改めて感謝の気持ちも湧いてきます。四季の移ろいがあるように、人も馬も常に変わりゆくもので、人にとってはその変化をどう楽しめるかが人生の豊かさに繋がっていくと思っています。晩秋の大一番ジャパンカップ。楽しみましょう。

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