京都記念 2023

こんにちは!トレジャーワークスの村上です。

今週末の競馬は3つの重賞が開催されます。その中から今回は12日の京都記念GⅡの展望を行いたいと思います!

京都記念は阪神競馬場芝2,200mで行われる4歳以上混合(別定)のGⅡ競争です。直近の優勝馬には2022年アフリカンゴールド、2021年ラヴズオンリーユー、2020年クロノジェネシス、2019年ダンビュライトなどがいます。京都記念は国内外のビッグレースを目指すG1級の有力馬が年明け後の始動戦として出走するケースの多いレースです。ゆえに、前走で出走していたレースの格が結果に直結しやすく、近年は特に顕著で2007年以降の3着以内馬は前走G1組が半数近くを占めています。舞台となる阪神芝2,200mはスタート地点は正面スタンド前直線の右端、外回りコースの4コーナー出口付近で、1コーナーまでの距離は525m正面スタンド前を通過した後は、芝2000mと全く同じルートを辿るため、3~4コーナーは内回りコースに入ります。最後の直線距離はAコース時が356.5m、Bコース時が359.1m。残り200m付近でゴール前の急坂。約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がといった形になっています。3コーナーから下り坂になっておりスピードが出やすく、ゴール直前の急勾配をクリアする為にはそのスピードを持続させるパワーが必要になってきます。開幕週の阪神競馬場の為、スピード馬場+前が止まらない傾向が考えられます。米国型の血統はスピードの持続力を持つため先行脚質で尚且つ米国血統を持つ馬を中心に予想したいですね。昨年は人気薄のアフリカンゴールドが逃げ切ったように伏兵の台頭も大いに考えられます。

有力馬情報を少しだけまとめさせていただきました。

■ドウデュース

ダービーを勝った後、ニエル賞、凱旋門賞と海外遠征を経ての帰国後初戦。追切はいつも通り躍動感に溢れる動きを見せ、見た目上は疲れの心配は無さそうです。脚質は末脚一閃といったタイプの為あまりに後方だと皐月賞同様差し損ねるケースも考えられます。3コーナーあたりで既に中団くらいには位置付けたいのかなと思います。

■エフフォーリア

一昨年の年度代表馬。昨年は未勝利に終わりましたが、陣営の復活への想いや取り組みは少しずつ実りつつあるのではないでしょうか。走りに重みを感じるので、成長分もあり一概には言えないのですが510㎏台にまで絞ることが出来ていれば良いのかなと思います。しかしここが大目標では無い為、叩きとして使われる場合、次走に期待した方が良いかもしれません。調教後の横山武史騎手のコメントでは高評価だった為、全盛期のような走りを期待したいですね。

京都記念を楽しみましょう!(^^)

※各種データ等はJRA-VAN様より引用させて頂いております

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