天皇賞・春 2024

こんにちは!トレジャーワークスの村上です。

今月から新社会人として働き始めた方々は、このGWでとりあえず一息といったところでしょうか。慣れない環境で新しいことに挑戦するのはとても大変ですよね。誰でも最初は初心者で、すぐに結果が出るわけではありません。大切なことは先をしっかり見据えて、長く継続していくことだと思います。そして継続に必要なものは適応力だと私は思います。目まぐるしく変化していく今の時代で、自分だけ変わらないでいようとするのは難しいですし、周りに迷惑をかける場合もあります。どうしても自分の意見が正しいと思う場合は、それを周りに分かってもらうために説明するなど行動におこす必要があります。周りに人がいて、自分がいるということですね。コミュニケーションをとって楽しく仕事をしていきたいですね。

【今週の競馬】

今週は京都競馬場で春の天皇賞が開催されます。GⅠの中でも最長距離となる伝統の一戦ですね。昨年はジャスティンパレスが制したこのレースですが、今年は不在なので新王者が誕生することになります。菊花賞との結びつきが強いと言われているこのレースにおいては、やはり長距離適性と京都適性の両方が求められ、好走は容易ではありません。過去10年の勝ち馬の中で連覇含め9頭が菊花賞で馬券内に入った実績があります。それ以外での好走馬も阪神大賞典や日経賞などの長距離前哨戦で好走経験がある馬が強く、豊富なスタミナと道中のペースに適応可能なスピードを兼ね備えている馬を狙っていきたいですね。

その中で私が今回注目している一頭が「チャックネイト」です。父はハーツクライで、母はロベルト系のゴシップガールと天皇賞向きの血統だと思います。これまでに芝コースで15戦して【5-1-7-2】と抜群の安定感を誇り、前走では初めて重賞(GⅡAJCC)を制しました。一気の距離延長となる今回ですが、過去には2,600mを二度使って4着,3着としているように、距離適正自体はあるように思えます。また、何より2,600mを走った時はまだ去勢前で気性に問題がある状態でした。その状態でも長距離を走れていたというのはプラスに考えられますし、騙馬となってからは4戦して1着2回、3着2回と馬券内を外していません。前哨戦を使っていない分余裕を持ったローテーションにはなりますが、この子自体使い減りをするタイプで、狙ったレースを使った方が精度は上がると堀調教師も仰っている通り、万全でここに挑めるのではないかなと思います。カレンミロティックなど過去にも騙馬で好走した事例はあるので、チャックネイトが充実期だということを証明してくれたら嬉しいですね。

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