ユニコーンステークス 2023

こんにちは!トレジャーワークスの村上です。

ある一定の人達に好まれているけれど、毛嫌いしている人が多いものってありますよね。例えばタバコであったりギャンブルであったり、そのあたりのものです。ではなぜ嫌う人がいるのでしょうか。健康などに害があるから、お金がもったいないからなどマイナスの理由がまずは考えられます。しかし、恐らくタバコやギャンブルを批判する人の多くが、自分は経験したことが無いのではないでしょうか。経験したことは無いけれど間接的に迷惑を被っているケースも考えられます(副流煙や騒音など)が、そういう人も含めて、タバコやギャンブルそのものが嫌いなのではなく、そういったことをする人、考え方が嫌いなのだと思います。しかしこの世の中に自分と全く同じ考え方の人間はいませんし、自分の思い通りになる他人もいません。嫌いなものがあることは一般的だと思いますが、嫌いなものを排除しようとしたり、不当に批判を浴びせたりするのは、ほどほどにしておかないと時間もお金も人の繋がりも失ってしまうと思います。綺麗事にようにも思えますが、やはり人生は嫌いなものが多いより好きなものが多いほど、楽しくなります。そして誰でもいつからでも自分の好きなものは作れると思いますし、多くの人がそういった生き方が出来ると良いですね!

そして私の好きなものと言えば競馬なので(笑)、今週も重賞展望やっていきたいと思います。今週はGⅢが二つ開催されるのですがそのうちの一つ、東京ダート1,600mで行われるユニコーンステークスについて展望していきたいと思います。これからダート戦線で活躍していく3歳のダート馬が集う当レースの近年の特徴は、距離延長馬の苦戦です。1,400mの距離で好走している馬も結構出走するのですが、ユニコーンステークスでの好走例は少なく、実績としてもここ10年で40頭が出走して【1-2-1-36】と、前走1,800mからの距離短縮組の【2-3-3-24】と比べても差があります。最も勝ち馬を輩出しているのが前走同距離の1,600m組で、【5-4-6-50】とここ10年では勝ち馬の半数が同距離組です。今回のメンバーで前走が1,600mだった馬は、①オマツリオトコ(前走は芝)、④ラフエイジアン、⑪ニシノカシミヤ、⑬ブライアンセンスの4頭ですので比較的絞り易いと思われます。また、昨年一昨年と荒れ気味の決着となった当レースですが、前走大敗馬の好走が見られる為だと思われます。この時期の3歳馬で尚且つダートだと展開一つで誰しもにチャンスがあるということですね。東京のダートコースは全競馬場の中で最も直線が長い為、末脚が要求されると考えられるのですが、単純に速い脚が使えれば良いということでは無く、持続力のあるタイプが良いのかなと思います。

そのような条件の中で私が今回注目している1頭が「ブライアンセンス」です。昨年7番人気で1着だったペイシャエス、8番人気で3着だったバトルクライ、一昨年14番人気で2着だったサヴァなどは皆血統表の3代までにロベルト系のブライアンズタイムを持っていました。このブライアンセンスも母父がブライアンズタイムで、血統面からも期待できます。また、上述した持続力のある脚も持っており、道中の位置より後ろでゴールしたことが無く、前目の位置取りでも良い脚を使えるのは良い事だと思います。更に2走前に2着になった時の1着馬パライバトルマリンが水曜日の関東オークスで優勝したことで、タイム差のなかったこの馬も重賞クラスの素質は持っていると考えることが出来ます。

来週はいよいよ上半期の総決算GⅠ宝塚記念です。しっかりと締め括って下半期も楽しみながら頑張っていきたいと思います(^^)

※各種データ等はJRA-VAN様より引用させて頂いております

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