こんにちは!トレジャーワークスの村上です。
先日テレビで秋の和菓子の特集をやっていました。栗や芋、柿など秋の味覚を使った美味しそうな和菓子が沢山紹介されていて、とても食べたくなりました。元々和菓子は好きで、羊羹やどら焼き、饅頭など好んで食べてきたのですが、その時に紹介されていた秋の和菓子は「素材の味をそのまま伝える」というのがテーマになっていて、大福の中にまるごといちじくが入っていたり、栗が名産の岐阜県中津川は栗きんとん発祥の地ということで、普段私たちがおせちなどで見る栗きんとんとはまた異なった栗きんとんなどが紹介されていたりと、改めて和菓子の素晴らしさと奥深さを知ることが出来ました。伝統と素材を伝えてくれる和菓子をこの秋はいくつ味わえるでしょうか。
【今週の競馬】
今週末29日の日曜日には東京競馬場で伝統の一戦、秋の天皇賞が開催されます。なんといっても注目されているのは世界最強馬イクイノックスとそのイクイノックスを負かしたことのあるダービー馬ドウデュースの再戦ですね。異なる路線を歩んできた2頭が最高の舞台で再び相まみえるということで、競馬ファンも最高に盛り上がっています。他にもようやく能力と実績がかみ合ってきたディープインパクト産駒プログノーシスや、今年の大坂杯を制したジャックドール、春の天皇賞を制したジャスティンパレス、昨年の天皇賞で3着に好走した素質馬ダノンベルーガなど、かなりアツいメンツが揃っています。スターズオンアースの回避は残念でしたがしっかり休んで良くなって欲しいです。
秋の天皇賞は東京競馬場芝2,000mの王道条件で、ハイペースに対応できるマイラー寄りのスピードと2度の坂越えをこなすタフさの両方が必要になってきます。コース形態としては1,2コーナーの奥に設けられた引き込み線からスタートして、緩やかなカーブを回ってからバックストレッチに突入、ここまででペースが上がることも珍しくなく、1回目の坂でペースが落ち着くという緩急のあるレースになりやすいようです。折り合いをつけて馬が一番のパフォーマンスを出せるようにすることが大切ですね。
そして今回の出走馬の中で私が注目している1頭はやはり「イクイノックス」です。いつもはなるべく人気のなさそうな穴馬を狙うことを心掛けているのですが、ここはイクイノックスの連覇を期待せざるを得ません。昨年同レースを勝ち、その後は有馬記念、ドバイシーマクラシック、宝塚記念を連勝してここに挑むわけですが、どこからでもレースができる自在な脚質と抜群の末脚はとても素晴らしいです。新馬戦から注目して観ていましたが、イクイノックス自身がとても成長したなと思います。皐月賞、ダービーの頃はまだ幼さを見せていてレースに一生懸命になり過ぎるようなところがありましたが、昨年の天皇賞からはまるで自分が走る距離が分かっているような走りをしているなと思います。ドウデュースに1度負けていることや、直近の勝ちは傾向が向いた為ということもあって不安視する意見もありますが、今のイクイノックスが別の馬に負けるというイメージがどうしてもできません。調教後の場体重を見ても前走時より増えていて、心身ともにまだ成長していると考えると恐ろしささえ感じてしまいます。
イクイノックスがもう疑うものがいなくなるほどの勝利を見せてくれることを期待しつつ、全馬の無事を願って今週も楽しんでいきたいですね。
※数値データはJRA-VAN様より引用させて頂いております